犬にも腎臓病があるって知っていましたか?

ある日我が家の桃が腎臓病と診断されました。6歳のときです。腎臓病って高齢の犬がなるものだと思っていたからビックリ!
犬の腎臓病のことを知りたい人
犬が腎臓病と診断されてどうしたらいい?って思っている人
桃の様子に違和感を感じ動物病院を受診しました。
膀胱炎かな?って思っていたので腎臓病と言われたときには、「え!こんなに若いのに腎臓病?」とちょっと衝撃を受けました。
先生から腎臓病について説明され不安いっぱいになったのですが、あれから3年が経過。腎臓病と付き合いながら元気に生活ができています。



案外元気にやってます。
この記事では我が家の桃が腎臓病と診断されたときの症状と診断されたあと飼い主がやるべきことをお話していきます。
腎臓病は一度発症すると完治しない病気と言われています。病気になってから対策を考えるより健康を維持するためにできることは何かな?って考える方が未来は明るいですし、気持ちが全然違います。
桃が腎臓病と診断されたとき


桃が何度も何度もトイレに行く姿を見て「あれ桃どうした?」「なんかおかしくない?」って。トイレに行くわりにシートにおしっこがほとんど出てないので「もしや膀胱炎か?」と動物病院を受診しました。
尿検査をしたら「おしっこが薄い」と言われ、腎不全と診断を受けました。



「なぬ〜💦なんでめいじゃなくて若い桃が腎臓病なんだ?」と驚きました。腎臓病って老犬の病気だと思ってました😥
病名は知っていましたが、腎臓病のこと深く認識していなかったので先生の説明を聞いて落ち込みました。進行するけど完治はしない。なんてことだ。
犬が腎臓病になると


症状ごとに違いますが、我が家は「ドッグフードを変えましょう」とのアドバイスを受けました。



腎臓病は4段階ありますが、うちの桃はステージⅡと言われました。下から2番目。初期の次くらい、まだ中期には至ってないって状態ですね。
腎臓病になると腎臓に負担をかけない食べものを取る必要があります。腎臓に負担をかける成分が主に3つ。
✔️たんぱく質
✔️ナトリウム
✔️カリウム・リン
です。成分の説明を受けましたが普段から1つ1つの成分を気にしながらごはんをあげている訳ではありません。



「腎臓に負担をかける成分はこれらです」と説明を受けたところで、「じゃあこれからごはんはどうしたらいいんだ?」ってなりましたね。
病気になった犬のために療法食と言われるドッグフードがあるとのこと。愛犬が元気なうちは耳にしない言葉ですよね。


桃が腎臓病用の療法食を食べることになりました。
そして「普段からお水をたくさん飲ませてくださいね」って言われました。



「水、いっぱい飲むんだよ〜」と桃に言ってもわからないので、うちではご飯に水分たっぷりプラスしてあげています。桃は食べるの大好きだからご飯は残さず食べますからね😁
桃が腎臓病になって思うこと
桃が腎臓病と診断されて3年が経ちました。当たり前だけどやっぱり健康がいい!です。できればずっと元気でいてほしいですよね。
腎臓病になって感じたことを3つお話しします。
療法食が高い


腎臓病用の療法食は一般的なドッグフードに比べると高額です。
腎臓病の療法食と言っても市場にはたくさんの療法食が販売されていま。種類が多すぎて「どれがいいんだろう?」って今までに8種類に療法食を食べてきました。
実際にどれくらい価格の差があるのか、桃がこれまでに食べてきたドッグフードと療法食の月の費用で比較してみます。





以前はニュートロナチュラルチョイス ラム&玄米を食べていました。計算してみると月13,951円でした。桃の体重20キロの1日の給餌量で計算しています。
腎臓病用療法食 | 月の費用 |
ロイヤルカナン腎臓サポートセレクション | 22,689円 |
キドニーキープ | 19,130円 |
キドニーケア | 19,500円 |
腎臓用和漢みらいのドッグフード特別療法食 | 54,000円 |
サノN | 16,335円 |
VETリーナル | 19,948円 |
VET ONE 腎臓ケア | 13,169円 |
ポチのごはん(腎臓病用) | 18,781円 |
2025年5月現在、公式サイトや楽天市場など最安値で計算しています。



ドッグフードの金額はずいぶん高騰していますが、療法食も同じく高騰しています🫢
動物病院の金額が増える


桃の場合は療法食に変えるだけで特別な治療はしていません。日常の様子に大きな変化はありませんが、桃がおとなしいと「あれ具合悪い?腎臓悪化してる?」と心配になります。
今まで健康診断は年に2回行っていましたが、腎臓の数値が気になるので1回増やしました。4ヶ月ごとの定期検診です。
病院に行く回数が増えたので、病院での支払い金額も増えますね。



桃はペット保険には入っていないので毎回病院代は100%実費で払っています。もしペット保険に入っていたとしても健康診断の費用は適応外です。
療法食は容量が少ない&小粒


腎臓病用の療法食は高いだけではなく、容量が少なくて小粒が多いです。小型犬にはいいのでしょうが、大型犬だとちょっと不都合。



ごはんはガツガツ食べる派なので、小粒のフードは勢い良すぎて喉に詰まらせたらどうしよう💦って最初は心配してましたね😅
大型犬に適した大粒サイズや大容量の療法食は非常に少ないですね。
まとめ


桃が腎臓病と診断されてから3年。最初は不安いっぱいでしたが、今では病気と上手に付き合いながら、穏やかに毎日を過ごしています。
この記事では、診断時の症状、療法食や通院のこと、そして飼い主として感じたことをまとめてみました。
✔️何度もトイレに行く → 腎臓病のサインかも
✔️食事を見直すなら療法食の情報を集めて
✔️ 気になることは遠慮せず病院へ
腎臓病は完治しない病気ですが、工夫しながらうまく向き合っていくことで、犬も飼い主も安心して暮らせます。
この記事が「腎臓病と診断されて不安でいっぱい…」という人の少しでもヒントになればうれしいです。
▼ 我が家の2年半にわたる療法食の記録もあわせてどうぞ👇
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