ペット保険はホントに必要?保険に入っていない我が家のラブラドール3頭を解説

ペット保険に入っていますか?

✔️ ペット保険に入っていれば安心

✔️ 若いうちに入っておけば掛け金も少ないから

こんなふうに言われるとペット保険に入るべきなんだろうか?って思いますよね。

我が家でもめいと桃を家に迎えるときに、「大型犬は治療費も高額だからペット保険に入ったほうがいいよ」ってショップの人に紹介されました。

動物病院の治療っていったいどれくらいかかるの?ペット保険に入ってないと払えない金額なの?ってちょっと不安にはなりました😅

結局はラブラドールと暮らしてきたこの22年ペット保険に入ることはせず、病院での治療費は貯金で支払ってきましたし、支払うことができました。

今まで3頭のラブラドールと暮らしながら3頭ともペット保険には加入しなかった私が、ペット保険に入らなかった理由を振り返り実際に病院で支払ってきた費用を計算してみます。

我が家が実際に支払ってきた動物病院の治療代を共有することで、「ペット保険要らないね」という考えに変わっていくかもしれません。

愛犬の病気の種類によっては治療費が高額になることはあります。でもペット保険を払い続けるお金はもっと高額になります。

この記事でわかること

大型犬が動物病院で支払ってきた金額

ペット保険より大切な普段の生活で気をつけること

目次

ペット保険とは

皮膚炎で治療の桃

ペット保険とは、動物病院で支払った金額の50%、70%など加入の条件によって保険会社が支払ってくれる保険です。ペット保険に入っていなければ病院の治療費は全額自分で支払うことになります。

ペットには人間のような公的保険の制度がないので、「ペット保険に入ったら安心よ。特に大型犬は動物病院の治療費も高いですからね」とはよく聞くセリフですね。

私もショップの定員さんに「犬は家族だもんね。ペット保険に入ることもワンちゃんへの愛情よね」って言われました。

我が家のラブラドールがペット保険に入らなかったわけ

動物病院へ行くラブラドール
めい・桃動物病院へ行く

長くラブラドールたちと暮らしてきましたが、我が家ではペット保険に加入したことがありません

うちの子に限って病気にならないだろうって楽観視していたわけでも、とても元気で動物病院にお世話になったことがないということもありません。

ラブラドールの調子が悪くて病院に行き、大きな支払いをしたことは何度もあります。

我が家でペット保険に加入しなかったのは、次のような理由があります。

ペット保険に入らなかった理由

⚫︎50%補償?70%補償?いや30%の補償で十分?どれがいいのかプランを選びきれなかった。

⚫︎高齢犬ほど病気になりやすいのに、高齢になるほど保険料が高くなる仕組みに疑問を感じる。

⚫︎ペット保険の支払い対象とならない項目が案外多かった

当然のことですが病院での治療代はすべて自分で支払いしています。シンプルでいいですよ。

実際に動物病院で支払ってきた金額

ラブラドール治療代
らなの病院治療代

今回はめいと桃の動物病院で支払ってきた明細で金額を計算してみます。

動物病院で支払ってきた金額の中には、病気や怪我の治療代だけではなく毎年の狂犬病の予防接種代やノミ・ダニ予防、フィラリア予防の検査代・薬代健康診断代も含まれています。


めい・現在14歳

桃・現在8歳
合計946,637395,943
2024年284,280※1156,540※2
2023年204,090※142,100円
2022年26,710円49,760円
2021年28,710円24,760円
2020年26,980円32,360円
2019年23,250円21,520円
2018年23,250円23,090円
2017年22,780円16,410円
2016年38,260円29,403円
2015年36,315円ーー
2014年15,390円ーー
2013年21,000円ーー
2012年17,010円ーー
21011年178,612※3ーー
2010年明細なしーー
我が家のラブラドールたちの年別の動物病院支払い代金

※1:2023年2024年悪性メラノーマの発症、手術、再発、再手術、そして抗がん剤治療で金額が上がりました😅

今年度はまだまだ治療費が増えていきますね。

めい・14歳

このまま病院のお世話になることはないかと思っていたら、2年前に悪性メラノーマを発症して病院通いが続いてます。人生ってわからない

左:めい悪性メラノーマ手術あと

※2:子宮蓄膿症で手術をしました。

桃・8歳

腎臓病になり治療費が微増傾向にあったけど、今年度一気に急増です😓

桃子宮蓄膿症手術あと

※2:骨折です😅治療法に納得できる病院を探すまでに3つの動物病院を受診しました。病院によって治療法も治療代も全然違うことを学びましたね。

骨折したラブラドール
骨折療養中のめい

我が家の場合は、14歳のラブラドールに約95万円、8歳のラブラドールに約40万円治療費を支払ってきました。

筆者・なつこ

この金額が高いのか、案外安くおさまっているのか全然わかりませんが、我が家はこんな感じです

我が家のラブラドールがペット保険に加入していたら

『めい』病院の診察台で

我が家のラブラドールたちの治療費を知って、「やっぱりペット保険に入っていた方が良かったんじゃないの?」と思った人もいたかもしれませんね。

次に、我が家でもペット保険に加入していたらどれくらいペット保険に支払っていたのか、結果どっちが支払いの金額が少なくすんだのかを比較していきます。

ペット保険代

保険会社は価格ドットコムのペット保険ランキング1位(※2024年8月時点)のリトルファミリー少額短期保険わんデイズ・ニャンデイズ〈70%補償〉〕にしてみます。

リトルファミリー少額短期保健の年齢ごとの支払い金額を抜粋しました。ラブラドールの分類は大型犬です。

年齢年の支払い(70%補償)
0〜2歳36,000円
3歳〜5歳44,040円
6歳〜8歳51,960円
9歳〜11歳62,400円
12歳〜14歳77,160円
リトルファミリー少額短期保険わんデイス・にゃんデイス保険料表より

大型犬の年齢別保険金額に合わせて、14歳と8歳を計算すると下のようになりました。

スクロールできます

めい・現在14歳

桃・現在8歳
保険料814,680
(内訳)
36,000円×3年+
44,040円×3年+
51,960円×3年+
62,400円×3年+
77,160円×3年
396,060
(内訳)
36,000円×3年
44,040円×3年
51,980円×3年
ラブラドールが保険に加入していたときの保険代

ラブラドール14年分で約80万円。ラブラドール8年分で約40万円。2頭合わせると100万を超えるペット保険代を払っていたことになります💦

ペット保険未加入VSペット保険加入

『めい』受診中

ペット保険に入らずに払ってきた金額』と『もしペット保険に入っていたら支払い総額はどれくらいになったか』を表にまとめてみました。

ペット保険に入っていても保険対象になる治療対象にならない治療があるので、それも考慮して計算しています。

スクロールできます

めい・14歳

桃・8歳
ペット保険に入らず
今まで支払ってきた金額
946,637
(内訳)
保険対象:約496,630円
保険対象外:約450,007円
395,943
(内訳)
保険対象:約185,690円
保険対象外:約210,253円
ペット保険に入って
いたら支払っていた金額
(70%補償)
1,413,596
(内訳)
治療費自己負担:約148,989円
保険対象外:約450,007円
ペット保険代:約814,600円
661,383
(内訳)
治療費自己負担:約55,707円
保険対象外:約210,253円
ペット保険代:約396,060円
保険未加入VS保険未加入の金額比

我が家の場合、ペット保険に入っていたほうがラブラドールたちに今より多くの金額を払うことなってましたね

動物病院の高額の治療代は痛手になりますが、それ以上に犬が元気じゃないことのほうがずっと辛いものです。

ペット保険よりも大切にしたいこと

『桃』診察室

犬の健康を考えるときは、ペット保険に入ろうか入るまいかを悩むのではなく、『愛犬がいつまでも健康でいるためにできることはなにか?』を気にしていくことではないでしょうか?

私がラブラドールたちの元気のために大切にしていることは、次のようなことです。

愛犬の健康のために

①定期的な健康診断で病気の予兆を見逃さない

②日々の散歩や運動で健康な体作りを心がける

③いつまでも元気でいてくれるように日頃の食事を考える

ストレスのない快適な環境作りを意識する

健康診断の必要性

定期的に健康診断をしています。

初めてのラブラドールの病気に全く気づくことができずにあっという間に見送ってしまった後悔があります。それからは年に1回、シニア期になってからは年に2回の健康診断を欠かしていません。

日々の散歩で健康体を目指す

ラブラドールはとても活動的で散歩が大好きです。散歩に行くことで楽しい気分になりますし、運動不足の解消にもなります。

適度な運動で健康な体つくりを意識したいですね。

犬のごはんを考える

体は食べたもので作られるというのは人間も犬も同じです。

犬が喜んで食べてくれて、成分が納得できるドッグフードを選んでいます。

我が家のラブラドールたちが食べているドッグフードや犬のトッピングについてまとめています。興味のある人は読んでみてくださいね↓↓

犬にとって快適な環境を考える

我が家ではラブラドールたちのハウスにクレートを使っています。

犬は狭くて薄暗い場所が大好きです。犬の本能を満たす快適な環境にクレートは最適です。

まとめ

動物病院待合室『桃』

3頭のラブラドールと暮らして22年、ペット保険には入っていません。

ペット保険に入っていなかったから病気になったんだと後悔することも、ペット保険に入っていれば病気の備えも万全だったと思ったこともありません。

我が家は今までもこれからも犬の治療費は貯金で支払っていきます。

「ペット保険入ったほうがいい?」迷っている人の参考になれば幸いです、

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