犬をクレートに入れるのはかわいそう?9歳のラブラドールと暮らしてわかった本当のメリット

「犬をクレートに入れるのって、なんだか閉じ込めてるみたいでかわいそう…」
そんなふうに思っていませんか?
私が初めてクレートに入っている犬を見たのは2代目のラブラドールめいを預けた犬の学校で、でした。

『クレート』という箱型の犬のハウスを知ったのも犬の学校でした

学校の先生は「犬は狭いところ好きなんだよ〜」って教えてくれました。初めて聞くことで「へえええ」って感じでしたね。確かにわんわん泣いてる子は誰もいないけど・・・

クレートの中ではヘソ天の桃

実際に我が家でクレートを使用し始めたのはそれから3年後。今から11年前になります。

今では、3代目9歳のラブラドール桃が自ら入ってくつろぐ姿を目にするほど、クレートは犬の落ち着く場所になっています。

実際に使って感じた「クレートのメリット」や「使い方のコツ」をご紹介します。

目次

犬をクレートに入れるのはかわいそう?

閉じ込めているように見える

車で移動するクレート内のラブラドール
クレートに入る桃

普段は家の中で自由にしているのに、クレートに入れると閉じ込めているふうに感じてしまうのかもしれないですね。「犬の自由を奪ってしまってかわいそう」という感覚でしょうか?

子犬をしつけるときには「早く出してくれ〜遊んでくれ〜」とクンクンせがまれると心が揺れますよね。

筆者・なつこ

我が家は共働きだったので寂しい思いをさせているという罪悪感もあり、自由空間で留守番をさせたほうがいいのかなあ?って考えたこともありました。

犬にとっての「安心空間」という視点

自分からクレートに入りくつろぐ桃

クレートを使用するようになって本当に犬は巣穴を好む動物なんだと実感しました。実際にクレートを使用したからこそ言えることですね。

人間でいうところの自分だけの部屋を与えられた状態だと感じています。子供に個室を与えるように犬も安心できる自分だけの居場所は必要です。クレートはその役割を果たしてくれます。

自分だけの安心できる空間があれば留守番も落ち着いてできますね。

我が家のラブラドール桃のクレート生活

クレート導入のきっかけ

桃が脱走した部屋の状態

桃がクレートを使うようになったのは、ケージからの脱出が頻繁で部屋の破壊がすさまじかったから。「今日こそは脱出できないだろう!」とケージに入れて出かけても帰ってくるとなぜかケージの外💦😢

桃はらな、めいと次いで3頭目のラブラドールだったので子犬時代の激しさはわかっているつもりだったけど、先輩犬たちをはるかに越えてましたね。

毎日毎日仕事を終えての帰宅後がたいへんすぎて、ケージからクレートに切り替えました。桃が1歳を過ぎてからです。詳しくはこちらの記事でまとめました👇

クレートで起きた変化

クレートでくつろぐ桃

クレートは丈夫なのでさすがの桃も脱出をすることができませんでした。クレート留守番をスタートしてから脱出できたことは一度もありません。

脱出ができなくて嫌々クレートに入るかというと、そうではありません。桃は人間が出かけることを察知すると自らクレートに入ってスタンバイしてました。クレートの扉を閉めてからのおやつが楽しみだったのかも笑

現在は留守番のときだけではなく自分の気分によってクレートに入ってゴロゴロしたり自由にクレートを使いこなしてますね。

クレートを嫌がるときの工夫紹介

クレートで寝る桃

桃には最初からクレートを嫌がるそぶりはありませんでした。先輩犬のめいがクレートを利用していたことを見て理解していたのかもしれません。

では先住犬のめいはどうだったのか・・・。めいがクレートを初めて使用したのは、先にもお話ししましたが犬の学校です。犬の学校での寝床がクレートでした。

数年後、家にクレートがやってきたときはすっと入ってくれました。躊躇するそぶりはありませんでした。

クレートの中のラブラドール
クレートで来客の帰りを待つめい・桃


我が家のめいも桃もクレートを嫌がることはなかったのですが、クレートを嫌がる子にはこんな工夫はどうでしょうか?

✔️お気に入りの毛布や匂いのついたタオルを入れておく

✔️おやつを中に入れて「入るといいことある✨」っと覚えてもらう。

✔️ドアを開けっぱなしにして置いてまずは自由に出入りしてもらう

我が家でもクレートに入って扉を閉めるときには必ずおやつをあげていましたが、楽しみにしていましたね。

まとめ|クレートはかわいそうではなく安心空間

クレートで休憩中の桃

「犬をクレートに入れるのはかわいそう、かな…」私もそう思ったことがありましたが、実際に使ってみてわかったのは、クレートは犬にとって落ち着ける安心の場所だということでした。

留守番の時間や体調が悪いとき、周囲がにぎやかなときなど、クレートは自分だけの静かな空間になります。犬にだって1人でくつろぎたいときがあります。

無理に使う必要はありませんが、「クレートはかわいそう」というイメージで敬遠していた人にはぜひ一度試してみてほしいと思います。

現在9歳の我が家のラブラドール桃ですが、日々クレートでリラックスする様子が見られます。

👇桃が実際に使っているクレートはこちらで紹介しています。サイズや使い心地など詳しくまとめました。

▶︎ 大型犬でも安心!我が家が選んだおすすめクレート

わんちゃんにも、安心できる“自分だけの空間”をぜひ🍀

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