愛犬が腎臓病になったらどうする?我が家のラブラドールが腎臓病になりました

愛犬がある日突然腎臓病と診断されたら「え?どうしたらいいの?」って戸惑いますよね?

我が家のラブラドール、「膀胱炎かな?」と動物病院を受診したら腎臓病と診断されました(*_*)。6歳のときです。腎臓病の説明を聞いているうちに不安がいっぱいになりました。

この記事はこんな人に

犬の腎臓病のことを知りたい人

犬が腎臓病と診断されてどうしたらいい?って思っている人

おすすめの腎臓病用の療法食が知りたい人

我が家のラブラドールが腎臓病のステージⅡと診断され腎臓病用の療法食をスタートすることになりました。

7歳・桃

腎臓病と診断されてもうすぐ2年です。案外元気に暮らしています。

この記事では腎臓病と診断されたラブラドールと暮らす私が、腎臓病になった愛犬に食べさせてきた療法食やそのときのラブラドールの様子をまとめています。

腎臓病の療法食は食べない子がとても多いそうです。我が家のラブラドールはどの療法食も一粒残さず完食してくれます。病気は悲しいけど好き嫌いのないことはありがたい😅

この記事でわかること

犬が腎臓病になったらドッグフードを変える

我が家のラブラドールが実際に食べてきた腎臓病の療法食

 ・ロイヤルカナン 腎臓サポートセレクション

 ・ダイエティクス キドニーキープ

 ・ドクターズケア キドニーケア

 ・腎臓用和漢みらいのドッグフード特別療法食

 ・HAPPY DOG ケアサノN

 ・HAPPY DOG VETリーナル(腎臓ケア)

腎臓病と診断された我が家のラブラドールの症状

愛犬が腎臓病になって思うこと

愛犬が腎臓病になってしまった人も、愛犬を腎臓病にしたくない人も、我が家のラブラドールの体験談を読むことで、愛犬が健康に暮らしていくヒントが見つかります。

目次

腎臓病になったら療法食に切り替える

腎臓病と診断された『桃』

我が家のラブラドールが6歳のときに腎臓病と診断され、「もう腎臓機能は元に戻すことはできないんだよ」と説明を受けました。

初めて腎臓のことを知り愛犬に申し訳なさがいっぱいでした😢

腎臓の機能を悪化させないために腎臓に負担をかける3つの成分の摂取を抑えなければいけません。

腎臓の機能を悪化させないために制限する3つの成分

タンパク質

リン

ナトリウム

腎臓のためにタンパク質・リン・ナトリウムの成分を抑えた食事を摂っていきます。早い話がドッグフードを腎臓病用の療法食に切り替えます。

腎臓病の療法食のサンプル

動物病院から腎臓病の療法食のサンプルをもらってきましたが、『療法食』という言葉も初めて聞きました😢

腎臓病用の療法食として推奨されている3つの成分の配合比率は以下になります。

タンパク質14〜20%
リン0.2〜0.5%
ナトリウム0.3%以下
腎臓病用療法食ドッグフードの推奨配合成分率

それまで食べていたドッグフードの配合成分と比べてみました。
確かに今までのドッグフードと全然違っていました

我が家のラブラドールが食べた療法食

腎臓病用療法食

腎臓病と診断された日に動物病院で数種類の腎臓病用療法食のサンプルをもらってきました。さっそく順番に購入し、我が家のラブラドールにはどれが合っているのか試していきました。

今までに6種類の腎臓病の療法食を試してきました。現在はハッピードッグのVETリーナルを食べています

ロイヤルカナン 腎臓サポートセレクション

まずはロイヤルカナンから試してみました。病院からもらったサンプルは食べたので、3キロを購入しました

リンの含有量が抑えられ、消化に良いタンパク質を使用した腎臓病用の療法食です。犬が好む香りで食欲を刺激してくれるので食欲が低下している子にもおすすめです。

ロイヤルカナン腎臓サポートセレクション
タンパク質10.5%
リン記載なし(0.4%)
ナトリウム記載なし(0.3%)
金額(税込)2,800円/1キロ6,400円/3キロ
ロイヤルカナン腎臓サポートセレクション 成分詳細・価格

動物病院取り扱い商品とありましたが、ショッピングサイトでの購入も可能です。

※2023年11月時点の楽天市場での最安値で記載

初めはアマゾンしか思いつかなくて、アマゾンで購入しました

ダイエティクス キドニキープ

日本で発生しやすい疾病に特化したフードを開発している企業の療法食です。

動物医療機関とともに開発された腎臓病用療法食です。タンパク質、リン、ナトリウムのいずれも腎臓病用の療法食として推奨される成分設計になっています。

食欲の落ちやすい子のために嗜好性や吸収性に配慮されています。

キドニーキープ
タンパク質18%
リン0.4%
ナトリウム0.25%
価格(税込)3,980円/1キロ8,530円/3キロ
ダイエティクス キドニーキープ 成分詳細・価格

※2023年8月時点の楽天市場での最安値で記載しています。

ロイヤルカナンの次に食べました。サンプルで食べることは確認済みで3キロを購入です。金額が高くて震えてました。

 動物病院専用のドッグフードです。動物病院によって販売金額が異なります。Amazonでの取り扱いはありません。

こちらも病院でサンプルをもらったので我が家のラブラドールが食べることは確認済。ロイヤルカナンの金額に驚いたけれど、さらに高額で愛犬の病気以上にお財布の心配してました。

ドクターズケア キドニーケア

慢性腎臓病の犬の食事管理を目的に開発された療法食です。タンパク質やリン、ナトリウムを制限された療法食です。

健康な腎臓を維持するためにオメガ3脂肪酸も配合されています。

キドニーケア
タンパク質15.6%
リン0.26%
ナトリウム0.13%
価格(税込)2,860円/1キロ7,040円/3キロ
ドクターズケア キドニーケア成分詳細

※メーカー直販サイトどうぶつ病院宅配便での金額です。かかりつけの病院の登録番号が必要です。3袋購入すると1袋ついてきます。お得に購入できます。

Amazonや楽天などショッピングサイトで購入もできますがどうぶつ病院宅配便での購入がおすすめです。

最初はアマゾンで購入しましたが『どうぶつ病院宅配便』の購入方法を知り金額的が一番安かったので、ドクターズケアをしばらく継続しました。

和漢・みらいのドッグフード腎臓用

陰陽五行思想を取り入れた和漢食材を使用した腎臓病療法食です。

鹿肉や魚肉を中心に低脂質で高タンパクを実現し、リンやナトリウムを制限しています。力のあるファイトケミカルな野菜を使用することで健康な体の維持を目指す療法食です。

腎臓病の療法食ほかにもある?って心に余裕も出てきたのでお試ししてみました。

和漢みらいのドッグフード腎臓用
タンパク質18.0%
リン0.5%
ナトリウム0.06%
価格(税込)5,720円/1キロ
和漢みらいのドッグフード腎臓用成分詳細・価格

楽天市場でのお取り扱いもありますが、公式サイトでまとめ買いをすると最大30%割引で購入できます

\まとめ買いで最大約30%割引/

今までの療法食と比べると金額が格段にアップですね。1キロサイズしかないのであっという間に食べ切ってしまいました。大型犬が食べれば1キロサイズの本品がお試しサンプルみたいな感覚ですね。我が家には高額すぎて2袋食べて終了です。

HAPPY DOG ケア サノN

腎臓にかかる負担に配慮して、リン、ナトリウム含量を調整し、タンパク質含有量も制限されています。慢性腎不全の中期に対応したレシピになっています。

嗜好性の高い原料を厳選することで、食欲を刺激し美味しく食べることで腎臓をケアしてくれるドッグフードです。

ケアサノN
タンパク質12.5%
リン0.35%
ナトリウム0.25%
価格(税込)330円/80グラム2,662円/1キロ12,342円/7.5キロ
HAPPY DOG ケア サノN成分詳細・価格

小粒が多い腎臓病の療法食の中で久しぶりの大粒でした。とにかく粒が大きいです。

ケアサノNは公式サイト、ショッピングサイトいずれの購入も金額は同じです。

粒だけでなく7.5キロと大容量サイズのある療法食でした。

\腎臓病療法食の数少ない大粒ドッグフード/

VETリーナル 腎臓ケア

慢性腎不全・急性腎障害に対応した腎臓病療法食です。

腎臓の負担を軽減させるのためリンやナトリウム、タンパク質の含有量が制限されています。ハーブの力必須脂肪酸を配合することで、腎臓の機能を助けます

VETリーナル
タンパク質16%
リン0.3%
ナトリウム0.65%
価格(税込)330円/80グラム2,662円/1キロ8,470円/4キロ19,690円/12キロ
HAPPY DOG  VETリーナル成分詳細・価格

サノNほどではないけれど、VETリーナルも大粒です。

VETリーナルは、公式サイト、ショッピングサイトイトいずれの購入も金額が同じです。

VETリーナルを継続しています

リーナルを選んだ理由

高額な療法食の中でもコスパが良いこと

腎臓病の制限成分が推奨数値内であること

ラブラドールの食べっぷりが良いこと

うんちの状態が悪くないこと

粒が大きいこと

サイズ(4キロを選択中)感がちょど良いこと

大型犬はたくさん食べるので、我が家はやっぱりドッグフード代って選ぶポイントになりますね

\大型犬にちょうど良い粒の大きさと大容量サイズ/

ラブラドールが腎臓病と診断されたとき

ラブラドールのトイレ

我が家のラブラドールの様子がおかしいと感じたのは、トイレに何度も何度も行く姿が目についたことです。「あれ?膀胱炎か?」と思って軽い気持ちで動物病院を受診しました。

尿検査をしたら「おしっこが薄い」と言われ、腎不全と診断を受けました。

「なぬ〜なんで老犬のほうじゃなくんて若い方が腎臓病なんだ?」ショック大きかったです

ごはんはいつもと変わらず喜んで食べていたので、病気を疑うことはできませんでした。

我が家の場合は何度も何度もおしっこに行く姿が目について腎臓病の発見となりました。

ラブラドールが腎臓病になって思うこと

腎臓病と診断されてもうすぐ2年になります。我が家のラブラドールが腎臓病と診断されて思うことです。

心配が増える

愛犬が病気になると一番に感じるのはやっぱり心配が増えることですね。

おとなしい日があると「あれ?具合悪い?腎臓悪化してる?」マイナスに考えてしまうことがあります。頭のどこかでいつも心配しています。

腎臓病の療法食は食べない子が多いと聞きます。我が家では療法食を食べなかった日は一度もありません。ガツガツ食べてくれればホッとします。

お金がかかる

腎臓病療法食と一般のドッグフード

腎臓病用の療法食は一般的なドッグフードに比べると高いです。通常のドッグフードを食べていたときよりは格段にドッグフード代は高くなりました。

どれくらい違うのかドッグフード代の月費用を計算してみました。

名称1日の費用月の費用
ロイヤルカナン腎臓サポートセレクション600円18,019円
キドニーキープ823円24,708円
キドニーケア611円18,330円
腎臓用和漢みらいのドッグフード特別療法食704円21,120円
サノN478円14,335円
VETリーナル551円16,536円
1ヶ月の療法食代

愛犬のために高いなんて言ってられない。でも高い😭

療法食は小粒が多い

一般ドッグフードと腎臓病療法食ドッグフード
左:今までのドッグフード、右:療法食のドッグフード(キドニーケア)

腎臓病用の療法食は小粒が多いです。今まで食べてきたドッグフードのように大型犬用の区分はありません。

小型犬も大型犬も大きさ関係なく腎臓病になった子は同じドッグフードを食べます。

ドッグフードの粒が小さくなると噛まずに飲み込むのではないか、最初心配はありましたね。

こちらの心配をよそに、犬にとって粒の大きさは関係ないようでした。小粒のフードも上手に噛んで、食べてます。のどに詰まらせることなかったですね

予防が大切

病気になる前の予防が大切ですね。

病気になる因果関係はわからないにしても、日頃より食べるものを気にするとか、こまめに定期検診をするとか、何事も予防が大切です。

6歳のラブラドールの腎臓病をきっかけに、13歳のラブアドールのドッグフードも見直しました。食べるもので体が作られると言いますからね。
プレミアムフードと言われるモグワン、食べさせました✨

まとめ

腎臓病になった我が家のラブラドールの食べてきた腎臓病用療法食の数々、現在継続中の療法食、診断されたときの様子、をご紹介しました。

我が家のラブラドールは食欲が旺盛で試してみた療法食ドッグフードを食べなかったことはありませんが、

✔️容量の少ない袋で試してみる

✔️食べることがわかったら何度か購入して継続してみる

✔️また別のものを試してみる

という経緯で現在はハッピードッグのVETリーナルを食べています。今まで我が家のラブラドールが食べてきた療法食は次の6種類です。

腎臓の状態を確認するために3,4ヶ月ごとに腎臓病の値を検査しています。今のところ数値は変わらず維持できています。

療法食を食べない子、今より良いものを探している方、我が家で試してきた療法食を参考にしてみてください。

それにしても愛犬の健康が一番ということを痛感しています。

\我が家のラブラドールが選んだ療法食/

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