犬との車移動でクレートを使うかどうか、悩む方も多いですよね。
我が家では安全と安心のために10年以上クレートを使っています。
なつこ車購入するとき、ディーラーで実際に荷室(ラゲッジルーム)にクレートを置いて確認させてもらいました笑
「実際に車に置くとどんな感じになるの?」そんな疑問にお答えできるよう、我が家のカローラフィールダーにクレートを置いたらこうなるという実例を、写真でまとめました。


クレートの置き方は季節によって後部座席のシートを倒して置くこともあります。


我が家がドライブ用に使っているクレートは、ペットメイトのウルトラバリケンネルMサイズです。
10年ほど使用していますが、今も現役活躍中です。
自宅ではアイリスオーヤマのエアトラベルキャリーLサイズを使用しています。大型犬のハウスとして最適サイズですが、ドライブに使用することもできます。
「ラゲッジルームに犬のクレートを置くと、実際はどんな見え方・サイズ感になるんだろう?」と不安な人は写真でイメージをつかんで、クレートの準備に役立ててください。
使用する車とクレート
車トヨタ・カローラフィールダー(ワゴン)


我が家が現在クレートを乗せているのはトヨタのカローラフィールダーです。ステーションワゴンと言われるタイプで、運転席や助手席、後部席の人が座る場所と荷室が別になっているタイプになります。
以前も同じタイプのゴルフヴァリアントに乗っていました。



同じステーションワゴンでもラゲッジルームの広さは違いますね。カローラフィールダーってものすごく広いラゲッジルームのイメージがありましたがそうでもなかった😅
クレート:ウルトラバリケンネルM


現在使用しているクレートはペットメイトのウルトラバリケンネルのMサイズ。20〜30lbs(約9〜13kg)※の表記があるものと同サイズになります。
※表記はメーカーの目安です。実際の適合は体高・体長・寝姿勢で判断してください。うちの桃(22kg)はM伏せ・丸く寝るの用途なら快適でした。
クレート:エアトラベルキャリーL


車では使用していませんが、桃のハウスとして利用しているアイリスオーヤマのエアトラベルキャリーLサイズも置いてみました。
実例ギャラリー|置いたらこうなる(写真中心)
空の荷室サイズ感(通常時/フラット時の比較)


実際に何も置かないときはこのような状態です。



ラゲッジルームにセットする専用のカバーがあります。車を購入した当初は使用していましたが、今は使っていません。


後部座席の背もたれをすべて倒すと、次のようになります。


背もたれを倒せばラゲッジルームを広く使えますが、完全フラットにはなりません(傾斜があります)。
横から見ると傾斜がわかりやすいですよね。


倒した部分に物を置くことはできますが、傾斜があるので徐々に荷物が後に移動してしまいます😅



もうこれが本当にマイナスポイントです。ゴルフヴァリアントは完全フラットになったので、シートを倒して有効に空間を活用できましたね。残念すぎる。
基本レイアウト:ラゲッジルームに設置


普段クレートはラゲッジルームに置いています。ラゲッジルームの半分を使用する感じですね。
後部席はそのまま使用できます。
以前はラブラドールが2頭いたのでクレートを2つ置いていましたが、現在は1頭になりクレートも1つです。





写真のもう1つのクレートは、ファープラスト社のアトラス40です。ウルトラバリケンネルMより小さいです。
車種にもよりますが、ウルトラバリケンネルMサイズなら2台並べて置くことも可能でした。
アイリスオーヤマのエアトラベルキャリーLサイズは、ラゲッジルームを通常のままでは乗りません。


ウルトラバリケンネルMより高さと奥行きがあるため、バックドアが閉まりません。後部座席の背もたれを倒す必要があります。
運転席後ろの2人掛け側を倒せば乗せられ、バックドアも閉まります。


ステーションワゴンなら一見どんなクレートも乗せられそうですが、バックドアの傾斜で制限されることがあります。



同タイプのカローラツーリングはバックドアの傾斜が強めで、ウルトラバリケンネルMサイズは向きを工夫しないと乗せづらいと感じました。
バリエーション:後部席一部のみ倒す配置


夏場は後部座席の一部を倒してクレートの向きを逆にしています。ラゲッジルームにエアコン吹き出し口がないため、前方の冷気が届きやすくする工夫です。


運転席側の後部席だと幅が広くてクレートが安定しないので助手席後ろの後部席を倒しています。


クレートの安定性


ラゲッジルーム天井のベルト取り付け部を使えば、クレートを固定できます(後部座席側の取り付け部へ延長)。


ベルトの長さがあるので、クレートの中に通して後部席まで届きます。


クレート上部の持ち手にベルトを通して簡易固定することも可能です


我が家はシートベルト固定はしていませんが、ラゲッジフロアに布(カーペット)を敷いて滑り止め対策をしています。





ラゲッジフロア用の防水マットも試しましたが、水に強いタイプは表面がつるつるでクレートが滑りやすかったため、現在はカーペットを敷いています
まとめ


実際に車にクレートを置いてみると、想像以上にスペースを取ります。車種によってラゲッジルームの高さやバックドアの傾斜も違うため、我が家の写真でサイズ感を確認しておくと安心です。
我が家で使って感じたポイントをまとめると、次の3つです。
- 車の荷室は完全フラットとは限らない
傾斜があるとクレートや荷物がずれることも。安定させる工夫が必要です。 - クレートの高さ・奥行きは実測して確認
バックドアが閉まるかどうか、事前チェックが大切です。 - 季節で置き方を変えると快適
夏はエアコンの風が届くように向きを変えるなど、季節に応じて調整を。
愛犬の安全と快適さを守るために、クレートの置き方を工夫することで、ドライブ時間ももっと安心に過ごせます。
この記事がクレート設置のイメージづくりに役立てばうれしいです。
▼我が家が実際に使っているクレートはこちらで紹介しています👇

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