✔️共働きで犬を飼っていますか?
✔️犬は大型犬ですか?
共働きです。3頭のラブラドールたちは長時間の留守番生活をしながら成長してきました。
初めてのラブラドールは、フリー状態で留守番でした。2頭目、3頭目のラブラドールは留守番にクレートを使用です。
大型犬の留守番用のハウス選びに迷っている人
犬が喜ぶ留守番環境が知りたい人
犬の留守番時の寂しさを解消してあげたい人
クレートで留守番をしたラブラドールは、飼い主が帰るまでの時間をリラックスして過ごしてくれるようになり今ではフリー状態で留守番をしてもいたずらは全くしません。
『クレートなし留守番』でした。いたずらが止まらなかったです。
『クレートで留守番』組です。私たち今もいたずらはしません!
共働きで3頭のラブラドールと暮らしてきた私が、大型犬に留守番をさせるなら『クレート留守番』をおすすめする理由を解説していきます。
ラブラドールの留守番にクレートを使って良かったと感じていること
クレートの役割
クレートを使用するメリット・デメリット
留守番用のクレートの選び方
犬は人間大好き、いつも人間と一緒にいたいと思っているので、人間が仕事に出かけている留守中はつまらない時間です。
留守番中の退屈で寂しい気持ちになっている犬に、心休まる場所を与えてあげることでおだやかに時間を過ごしてくれるようになります。
犬の心休まる場所がクレートです。
「大型犬の留守番にクレートってどうなんだろう?」と考えている人はぜひ最後まで読んでみてください。
我が家で愛用してきた留守番クレートはこちらでまとめています↓↓
犬の留守番にクレートを使ってよかったこと
私が犬の留守番にクレートを使ってよかったと感じている最大の理由は、いたずらすることなく人間の留守の時間を過ごしてくれるようになったことです。
3頭のラブラドールと暮らしてきました。クレートを使い始めたのは2頭目のラブラドールからです。
ラブラドール | 初代ラブラドール | 2代目ラブラドール | 3代目ラブラドール |
---|---|---|---|
留守番の状況 | 自由な空間で留守番 クレートも他のハウスもなし | クレートで留守番 | クレートで留守番 |
いたずら度 | いたずらが止まらない | いたずらしない | いたずらしない |
初めてのラブラドールは、長時間の留守は寂しいのではないかとかとケージに入れず家の中で自由にさせていました。自由ゆえのいたずらが激しすぎましたね😅
今から20年前はまだクレートの存在を知らなかったですね。ラブラドールのいたずらが激しすぎて数え切れないものを破壊されてきました。
クレートを使用したのは2代目のラブラドールからです。
2代目ラブラドールが犬の学校に行ったときに学校でクレートの存在を知りました。先生の「クレートいいですよ〜。犬は狭いところ好きだから落ち着くよ〜」という言葉が印象に残りましたね。
ケージからの脱走を繰り返しいたずらし続けていた3代目もクレートで留守番するようになり、脱走ができなくなったことでいたずらはなくなりました。
1頭ずつにクレートを準備しました。人間で言うと1人ずつに子供部屋を与えるような感じですね
数年間クレートの中だけで留守番する生活を経て、現在は人間が留守にするときは犬たちをフリーの状態にして出かけています。
現在はクレートの扉は外してあるので自由に出入りができます。自分たちの好きなタイミングでクレートに入ったり出たりしています。
初代のラブラドールと違い、2代目3代目のラブラドールたちは留守の時間が長くなってもいたずらせずお利口に留守の時間を過ごしてくれます。
クレートがあることでリラックスして留守番ができ、結果いたずらをしたい〜って気持ちにならない!と理解しています。
クレートとは
共働きの犬の留守番にクレートがいいとお話ししていますが、クレートって知ってますか?
実は私もラブラドールを飼い始めたころはクレート知らなかったです。2代目のラブラドールが犬の学校に行ったことでクレートを知りました。
犬のハウスとして利用するものにケージとクレートがあります。それぞれの特徴は次になります。
特徴 | |
ケージ | 床面があり、四方や天井が柵で囲われたもの。 |
クレート | 入口以外の三方と床や天井を板で囲われた箱。持ち運びが可能。 |
柵で囲まれているか、板で囲まれているかの違いになります。サークルは、周囲を柵で囲ったものです。
中の様子がよくわかりますね。
クレートは入口以外、全面が板(面)で囲われている箱型の入れ物です。中の様子がよくわかりません。
ペットショップやホームセンターにケージはありますが、大型犬用のクレートはあまり置いてないのでクレートの存在を知らない人が多いかもしれませんね。
犬の特性とクレート
犬の先祖はもともとほら穴で暮らしていたと言われています。
ほら穴は周囲が囲まれていて薄暗くて中の様子がわかりづらいため、敵からの攻撃を防ぐことができます。外からは中の様子がわからなくても中からは外の様子がよくわかるので周囲の状況を把握しやすい利点があります。
もともとほら穴暮らしだった犬は、狭くて薄暗い場所が落ち着きます。
昔実家で飼っていた犬、雷が鳴ると洗濯機の後ろに隠れてました。安心できる薄暗い場所を求めていたってことですね
ケージとクレートでくらべるとほら穴に近い作りがクレートになります。
クレートは入口以外、側面も天井も板で囲まれていて、中に入ると薄暗く明るさに欠けるので、ほら穴に近い環境ですね。
クレートに犬が入っていると扉の前まで行かないと犬の中の様子がわかりません。どこからでも丸見えのケージと違って、全面囲われているクレートの方が周囲の目を気にする必要がありませんね。
本能的に敵に襲われることなく安全に過ごせる場所であることを理解しているので、クレートに入れば犬は落ち着いて過ごすことができます。
犬が留守番でクレートを使うデメリット
犬が留守番でクレートを利用するデメリットは、犬の行動の自由を奪うことですね。クレートで留守番をすれば犬は自分の気分次第で自由に動き回ることはできなくなります。
人間が帰ってくるまではクレートで待つしかありません。
クレートに閉じ込めて可愛そうって感じる人もいるかもしれませんが、我が家のラブラドールたちは留守番を察知すると自らクレートに入っていきます。嫌な場所ではないようです。
犬の自由さはなくなりますが、それ以上に得られるメリットは多くあります。
犬が留守番でクレートを使うメリット
我が家のラブラドールの場合、クレートで留守番をした犬の方がいたずらをしない犬に成長したというメリットがありました。クレートがあることで犬の精神的安定度が高まると感じています。
犬にクレートで留守番をさせてきた私が感じるクレート利用のメリットをいくつかあげていきます。
犬の安心環境
クレートは犬が安心して過ごせる空間です。
ほら穴に一番近いクレートならば、犬のもともと持っている巣穴本能を満たしてあげることができます。クレートが誰からも邪魔されない落ち着ける場所であることを理解できれば、長時間の留守番も落ち着いて過ごすことができるようになります。
クレートは落ち着ける場所と認識するようになり、今では人間がいるときもクレートに入ってのんびりしていることがあります
自分の安心できる環境があることで、いつも穏やかでいてくれます。
犬の危険を回避できる
クレートはとても頑丈です。
犬が留守番に慣れるまでは退屈すぎて脱走を企てます。犬の脱走を阻止したいならクレートです。
大型犬の力は人間が想像する以上に強力です。ケージからの脱走は朝飯前、軽々と脱走してくれますね。
人間の留守中は犬に目が行き届かないので、犬の安全を守るためにもクレートで過ごしてもらいたいですね。
我が家でもファンヒータのコード、一瞬で噛み切られました😓クレートに入っていれば危険を避けられます
クレートに入っていれば、犬の危険を回避できます。
家の破壊を阻止できる
犬の留守番にクレートを使えば、犬の脱走を防げるので、家具や壁などあらゆるものの破壊を阻止することができます。
犬にとっては遊びでも人間から見れば破壊行為です。目に付くものなんでもガジガジされると使い物になりませんね。
SNSでよく見かけますよね。犬のいたずらオモシロ映像。よそのお家の破壊を見るのは楽しいですが、自分の家のいたずらは笑えません。
クレートで留守番すれば、家の中の破壊行動を阻止することができます。
留守番以外の活用法が増える
日常的にクレートで留守番をしていれば、犬にとってクレートはとても身近な存在になります。
犬がクレート慣れしていれば、いろんな場面で役立ちます。
✔️災害時に一緒に避難
✔️犬を車に乗せるとき
✔️来客時の待機場所
災害が起きた時、犬がクレートに入っていれば一緒に避難できる場所があったり、犬と車で出かけるときはクレートに入れていれば犬の安全が守られます。家に来客があったときもクレートで静かに待機ができます。
我が家では車移動は必ずクレートを使用します。クレート慣れしているので自ら飛び乗りクレートインしてくれます
いずれも日常的に犬がクレートで過ごすことに慣れていればできることです。
我が家のラブラドールたちは来客中も静かにクレートで待っててくれます。
留守番にクレートを利用していれば、必然的にクレートに慣れるので留守番以外でもクレートを利用できる場面がたくさんあります。
犬の留守番用クレートの選び方
共働きの犬の留守番用のクレートを選ぶときのポイントは2つです。
クレートのサイズは犬よりも大きめ
クレートの素材はハードタイプ
クレートはたびたび買い替えるものではないので、一度でいい感じのクレートを選びたいですよね。
我が家ではそれぞれのクレートを2014年、2016年に購入以来、一度も買い替えていません。私のイチオシはアイリスオーヤマのエアトラベルキャリーL!
クレートは大きめ
犬の留守番用のクレートは大きめがいいですね。
共働きの犬の留守番は長時間になりますので、ずっと同じ姿勢は疲れます。
寝転んだり、お座りができたり、立ち上がれたり、伸びができるなど大きめのクレートを選びたいですね。
愛犬の体高や体長を測定しておくと、クレートを選ぶときに役立ちます。
ちなみに犬の留守番には大きめのクレートがおすすめですが、車用のクレートはジャストサイズがいいです。愛犬とよくドライブに行く人は車用のクレートも別に持っていると便利です。
ハードタイプのクレート
留守番用のクレートの素材はハードタイプ、プラスチック製がおすすめです。
留守番に慣れていないとソフトタイプの布製クレートは簡単に破いて脱走されてしまいます。
ラブラドールのような大型犬にとって、ソフトタイプのクレートを破壊して外に出るのは簡単なことです。留守番に慣れるまでソフトタイプのクレートを使わないほうが無難ですね。
留守番には絶対にハードタイプのクレートが安心
まとめ
共働きで3頭のラブラドールと暮らしてきた私が、大型犬に留守番をさせるなら『クレート留守番』をおすすめする理由を解説しました。
共働きのため留守番時間の長かった我が家のラブラドールたちですが、犬の特性にあうクレートを利用したことでおだやかでいたずらをしない犬に成長してくれました。
現在は人間がいてもいなくてクレートを自分の気分で使いこなし、いたずらせず時間を過ごしてくれます。
✔️これから大型犬と暮らしていきたい。
✔️共働きの長時間の留守番時間を落ち着いて過ごしてもらいたい。
✔️大型犬のいたずらがおさまらない
そんな人は犬のハウスにクレ-トを取り入れてみてください。犬が安心できる環境を整えてあげることで犬の満足感も違ってきますよ。
実際に使うクレート選びに迷ったらこちらの記事を参考にしてくださいね↓↓
コメント
コメント一覧 (5件)
共働き夫婦で昼間は長時間のお留守番です。これからラブラドゥードゥルの子犬を迎え入れるのですが、ケージを考えているのですが、クレート一つだけ用意して、そこの中にお留守番のがいいでしょうか?何がいいのかわからなくて、悩んでいます。
メグミ様
コメントをいただいたことがなく、今頃気づきました。申し訳ありません。
1ヶ月も経過していますので、もう解決されてますよね?
いちおう我が家のケースをお伝えしときますと、クレート1つでお留守番をするようになったのは散歩が解禁となり、散歩でおしっこができるようになったからなので1年近く経った後だと思います。
それまではクレートとケージを合わせて使用していました。
せっかくいただいたコメント、こんなに後になってしまい本当にごめんなさい。
ありがとうございました。
これからゴルを迎える予定です。
クレーとは購入のつもりでしたがあくまでも車に・・と思っていて、
お留守番はサークル(動かないように固定して)と思ってました。
クレートに(例えば6-7時間)など閉じ込められてる間、お水とかどうするものなのでしょうか・・
ケージの中にクレート置いて、クレートの扉は開けておく、という事でしょうか。
のんたんさん、コメントありがとうございます。
ゴルちゃんお迎え、楽しみですね。
のんたんさんの質問にお答えしますと、
🔹クレートに(例えば6-7時間)など閉じ込められてる間、お水とかどうするものなのでしょうか・・
→
クレートの中にお水入れていました。クレートに付属の水飲み器は小さかったので、我が家では小さなバケツをクレートの隅に入れていました。
🔹ケージの中にクレート置いて、クレートの扉は開けておく、という事でしょうか。
→
最終的に我が家は犬が過ごすのはクレートのみ、扉を閉めて留守番してもらっていました。
ただ、クレートを使用し始めたのは1歳を過ぎた、朝晩の散歩時でしかおしっこをしなくなってからです。
それまでの子犬のときはケージを使用しています。
1歳をすぎてケージ内のトイレでおしっこをしなくなった頃に、ケージからクレートへの移行を行いました。
いきなりクレートだけ、というのは心配だったので、それまで使用していたケージとクレートを結束バンドでくっつけて、クレート慣れ期間をもうけました。
子犬といえど、大型犬なので力はあります。結束バンドぐらいでは簡単に抜け出してしまい、脱走が抑えられず日々家の中がものすごいことになっていました😅
ですので、のんたんさんが考えられている
「ケージの中にクレート置いて、クレートの扉は開けておく」というのが理想だと思いますが、相当頑丈でかつ大きななケージが必要かと思います。
長くなりましたが、我が家ではクレートの扉は閉めて留守番してました。
ただ現在はお留守番上手なので、留守番時間も犬たちはフリー状態です。クレートもそのまま置いています。扉は取り外し、いつでも自由に出入りができる状態にしています。
回答になりましたでしょうか?
不明がありましたら、また聞いてください。
ありがとうございました。
ただ、クレートを使用し始めたのは1歳を過ぎた、朝晩の散歩時でしかおしっこをしなくなってからです。
それまでの子犬のときはケージを使用しています。
→めちゃくちゃ参考になりました!
実はゴールデンを実家で飼っていたことがあって、ただ私は子供の頃だったので、あまり教育に携わっておらず。気がつけば、ケージもクレートもない時代だったので、どのように教育していたのだろうと思っている次第です(苦笑)やはり成犬になれば、(いたずら度合いにもよりますが)かなりフリーダムだった気がして。
今回は私と娘と2人なので、留守の間(朝から晩までいない場合は、誰かに見てもらうつもりでいますが。) 1歳になるまではケージもクレートも両方使いつつ、それ以降はクレートの訓練をし、その後は様子見ようと思います。
ありがとうございました!