最初に結論から言うと、室内飼いでも犬のハウスは必要です!
室内飼いだと、雨風をしのぐ家は必要ないし、トレーニングも終わっていれば犬のハウスは不要かなって思いますよね。

ラブラドール3頭と暮らして思うのですが・・・ハウスなしで生活してきたラブラドールよりハウスありで生活してきたラブラドールのほうがいつもおだやかで一緒に暮らしていて快適。年月が経過して実感してます。
我が家でも初めてのラブラドールらながトイレを覚えどこにでもオシッコをすることもなくなり、引っ越しをしたことで家も狭くなったので、「らなのハウスもう要らないね」って使用していたケージを撤去しました。
らなは2歳からずっとハウスなしでしたが、自由空間で暮らしてたのでたまに勃発するいたずらが激しくて頭を抱えることも度々でした。



らなのようにめいや桃にまで留守中いたずらされては大変なので、めいや桃にはケージだクレートだとずっと専用のハウスを撤去せずに今に至ります。


めいが子犬のころ犬の学校に通ったことがあって、クレートという犬のハウスを知りました。初めて見る四角い入れ物でしたが『クレートは犬が本来持つ特性にとてもマッチしていて、犬がリラックスできる環境である』というような内容を教わった記憶があります。
「犬のハウスと犬の落ち着き度の関係性ってあるかも」って実際に感じるようになったのは最近ですが、めいや桃は留守中はクレートで過ごし、いつでも使える自分のハウスがあったことは精神安定上良かったんだろうなあと。



今から振り返ればですが、らなはハウスがなかったことで心が落ち着かずいたずらが抑えられなかったのではないか。めいや桃は今ではフリー状態で留守番をしてもいたずらすることは全くありません。出かけたときの状態が保たれています。
我が家のハウスなしとハウスありのラブラドールたちの成長したあとの落ち着きの違いを多いに実感している私が、犬のハウスは置いた方がいい!を解説していきます。
室内飼いの愛犬にも専用の犬のハウスは必要である
いくつになっても犬のハウスは必要である
自分専用のハウスがあれば、穏やかに時間を過ごしてくれる
犬のハウスの種類


犬のハウスにはいくつか種類があります。名称と特徴を表にまとめました。
犬小屋 | 出入り口以外の3方、床、天井が木製やプラスチック製の板で覆われた家型の犬のハウス。 |
クレート | 出入り口以外の3方、床、天井がプラスチック製または布製の板で覆われた箱型の犬のハウス。持ち運びが可能。 |
ケージ | 四方や天井を金属製の柵で囲った犬のハウス。 |
サークル | プラスチックや金属製の柵で犬の生活スペースを区切るために使用するもの。 |
室内で使用する犬のハウスとして一般的なのは、ケージやクレートになります。
サークルは犬のハウスというより、犬が自由に動けるスペースを仕切るために使用します。サークルの中にクレートやケージ、トイレなどを置いて人間の居住スペースと分けるときに便利な道具になります。





我が家ではめい桃ともに子犬のときはケージ、成犬になってからクレートに切り替えました。現在使用しているのはクレートです。ケージは実家に帰省したときのハウスとして活用してます。
現在留守中はクレートに入れなくてもいたずらは一切しませんが、クレートは置いたままです。いたずら防止のためではなく気分次第でそれぞれのプライベートスペースを利用できる環境にしておくためですね。


クレートには自由に出入りができる状態です。そのときの気分によって入ったり入らなかったり。たまに使用している姿を見かけます。
犬のハウスのメリット
らなと暮らしていたときは犬のハウスを置いていませんでしたが、めいや桃にはずっと犬のハウスを置いてきました。犬のハウスを置くメリットを感じています。
犬のハウスを置く具体的なメリットを紹介していきます。
犬のしつけに役立つ


なんと言っても犬のハウスは犬のしつけに役立ちます。子犬のときの必須アイテムですね。
子犬のときは好奇心が旺盛なので目につくものなんでも口に入れて遊びます。食べてはいけないもの危険なもの、わけもわからずいたずらしまくりです。
ずっと観察できていればいいですが、目を離すと大変です。
犬のハウスがあれば、飼い主の目が行き届かないとき誤飲誤食など危険を防げます。
また子犬のときは十分な睡眠時間も大切です。
犬のハウスに入れておくことでオンオフをコントロールしてあげられるので、ゆっくり体を休ませることができます。
犬のハウスは犬のしつけに役立ちます。
お留守番の危険回避


飼い主が留守にしているときは犬のハウスでお留守番が安心です。
人間の目が行き届かないときは、犬の行動を制限することが大切です。
留守中の危険から犬を守ることができます。家の破壊防止にもなります。
子犬のときのお留守番は犬のハウス、必須ですね。



我が家では桃の脱走を阻止するためにクレートに切り替えました。ケージよりもクレートは頑丈なので脱走癖が止まりました😅子犬の力恐るべしです😁
移動や旅行、災害時に役立つ


犬のハウスがあれば犬を連れて出かけるときに役立ちます。
日頃からハウスを利用していれば、車での移動や、宿泊先のホテルなどもおとなしくハウスに入ることができます。
日常的にハウスを利用せず出かけるときだけハウスに入ることを強要されると、ハウス=嫌な場所になりかねません。
いつものようにハウスに慣れていれば、家ではない他の場所での待機にも便利です。
犬のハウスがあれば、災害時の一時避難にも役立ちます。
犬のストレスの軽減


犬のハウスがあることで、犬は安心して過ごせるので不安寂しいなどのストレスを軽減してくれる良さがあります。
私が初めてクレートを知ったとき、クレートで過ごすことの良さを教わりました。
犬の先祖は薄暗くて、狭いほら穴を寝床として生きてきた歴史があります。
薄暗い場所は敵から自分の身を守るのに適していて、狭くて体がピッタリ収まる場所に安心感があるということ。ほら穴に近い構造がクレートです。。
犬がいくつになってもハウスがあれば、自分だけの空間で自分の気分次第でリラックスできて落ち着けますね。





らなはよくベビーバスに入っていました。しかも部屋のど真ん中😅いつも落ち着かなかったんだろうなあ、と今は理解してます😞
ハウスの適切な設置場所


犬のハウスの設置場所は、人間の行き来の少ない場所がいいですね。
せっかくの落ち着ける場所も、いつも人間が行き来していると犬も落ち着いていられませんよね。
部屋の隅や直射日光の当たらない場所など、家の中の静かな場所に置いてあげるといいですね。





我が家では部屋の隅に置いてます。クレートは四角いのでちょうど収まりがいいですね。今でもハウスといえばクレートに入っていきます。
犬のハウスの重要性


我が家は賃貸暮らしなので広さはありませんが、それでも1頭ずつそれぞれのクレートがあります。
今ではこのクレートがあったから、自分だけの部屋だと認識をしてくれているから、いつもおだやかでいてくれるんだと思っています。
これからハウスを使おうとすると犬もはじめは嫌がるかもしれません。トレーニングを積み重ねてでも、犬のハウスを認識してもらい活用してもらうメリットは十分にある!と感じています。



我が家では2代目めい、3代目ももを家に迎えたときはケージ、途中からクレートに変えてきましたが留守番で長時間ケージで過ごすことを子犬のときから体で覚えていたせいか、ケージからクレートに切り替えたときも特に問題なくスムーズでしたね。
犬のハウスがあることで、飼い主にとっても快適なwith犬ライフになること間違いありません。
まとめ


3頭のラブラドールと暮らしてきました。1頭はハウスなし、2頭はハウスありと、自分だけのプライベート空間がなかったケースとあったケース、落ち着ける環境のありなしは成長したあとのおだやかさや心の安定度の差としてもあらわれたことを感じています。
ハウスの重要な役割を感じたのは犬を飼ってから10年以上経過していました。犬にとっての快適な環境を提供することはとても大切です。
「犬のハウスどうしよう?」「犬のハウスいる?」って考えている人は、犬のハウスを準備してあげてくださいね。
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