犬を車に乗せるとき、もっとも安全なのはクレートに入れることだと言われています。急ブレーキや事故の衝撃で犬が飛び出すのを防ぎ、人間の運転への集中も守れるからです。

昔は助手席や後部座席にラブラドールを乗せていましたが、ヒヤッと体験をして「これは危ない」と感じました。
それ以来、犬を車に乗せるときはクレートに入れてラゲッジスペースに置く方法に切り替えています。


この記事では、
- クレートが安全な理由
- 車内での置き場所(ラゲッジ)と固定方法
- サイズ選び・夏の温度対策・慣れさせ方
を、ラブラドールと暮らす我が家の体験談を交えて紹介します。
我が家で実際に使用している車用クレートはこちらの記事で詳しく紹介しています。サイズ選びに迷ったら参考にしてくださいね。
犬を車に乗せるときなぜクレートが安全?


飛び出し・転倒の防止、運転への集中、そして同乗者の安全さ—この3点がクレートの大きなメリットです。
急ブレーキや事故時の飛び出し防止


衝撃時もクレートが犬の体を保護し、車外への放り出しやパニックによる飛び出しを防ぎます。頑丈なハードタイプは特に安心感があります。
運転に集中できる(人の安全も守る)


大型犬だと、ちょっと寄りかかられるだけでハンドル操作に影響が出ます。クレートに入っていれば運転席へ身を乗り出すことがなく、運転に集中できます。
車内の汚れ防止(濡れ・砂・毛対策)


海や川帰りでもシートを濡らしにくく、後片付けが楽。安全目的の副次効果として嬉しいポイントです。


クレートはプラスチック製なので、濡れた身体で入ってもあとのお掃除が簡単です。
置き場所はラゲッジスペース|安全に置くための固定方法


- 進行方向と平行に置く(急ブレーキでも倒れない)
- 後席背もたれに背面を密着させる(面で支える)
- 床は滑り止めマットを敷く(クレートの安定)
- 通気の道(前面~天面)をふさがない配置にする



我が家では「後席背もたれにクレート背面を当てる+床に滑り止め+クレート2つ置きで空きスペースを作らない」で安定しました。バックミラーの視界も確保できます。
我が家がラゲッジ+クレートに切り替えた理由


以前は助手席やラゲッジにフリーで乗せていましたが、バックドアを開けた際に犬が飛び出しかけたことがありました。幸い事故にはなりませんでしたが、これを機にクレート利用一択となりました。
クレートを利用するときに我が家で注意しているサイズ選びと暑さ対策について説明していきます。
クレートのサイズ選び|理由は2つ
運転のしやすさ(視界を遮らない)




後席背もたれの高さを超えないサイズだと、バックミラーの視界を確保しやすいです。大きすぎると後方確認のストレスになります。



車には乗せられるけど大きすぎて運転のストレスになるクレートサイズもありましたね。
犬にとってのジャストサイズ


車の揺れで体が大きく振られないサイズが安心。壁にほどよく体を預けられると酔い対策にもなります。狭すぎない範囲でピッタリめがおすすめ。
夏の温度対策|通気・送風・直冷の合わせ技


- 通気:前面と天面のメッシュをふさがない配置に
- 送風:サーキュレーターで前席の冷気を後方へ循環


- 直冷:真夏はソフトクレート+ダクトで冷気を直接送り込む


- 遮光:ラゲッジ側の直射日光をサンシェードで遮る



我が家の車はラゲッジに吹き出し口がないので「送風+直冷」でカバーしています。ラブラドールは冬より夏の管理が肝心ですね。
クレートを嫌がらないための工夫
普段からハウスとして慣れさせる


車に乗るときだけクレートに入れると、犬には負担になりがちです。家でも日常的にクレートを使用して自分の居場所としてポジティブな記憶を育てるのがコツになります。
家と車で同じ合図・同じ敷物


いつも使っている敷物やおもちゃを車のクレートにも入れると安心。家でも車でも、乗るときの合図は「ハウス」です。



最初は家用のクレートを使いました。何度か使用して慣れてきたころ車専用のクレートを購入で車移動の定番スタイルを作りましたね。
まとめ|安全に犬とドライブするならクレート+ラゲッジ配置


飛び出し防止・運転集中・車内の清潔さ、安全と快適さの両立にはクレート+ラゲッジ配置が安心ですね。
クレートは丈夫で長く使えます。安全のためにクレートを選びたいという方は、我が家で使っている実物レビューをどうぞ参考にしてみてください。
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