ラブラドールを乗せてきた車4台|SUVよりも便利だったのは…

大型犬と暮らすと「大きな車が必要なんでしょう」って思っていませんか?
大型犬飼うなら「アウトドアに適した車がいいよね。海に山にお出かけして楽しませてあげなきゃ!」って思いますよね。

筆者・なつこ

わかります。私もラブラドールを乗せて海によく行ってました。SUV車乗ってました。

でもでも、ラブラドールと23年暮らしてきて今思うのは、「そんなこともない」ですかね。

我が家に関して言えば『車の大きさ』とか『アウトドアに適している』より『荷室ラゲッジルーム)』のある車が最適解でしたね。

筆者・なつこ

人と犬が乗るスペースは分けたいと思っています。


この記事では、これまでに我が家がラブラドールたちと乗ってきた車4台を、体験談とあわせて紹介していきます。
大型犬を乗せる車は、「SUV車じゃないとダメ?」「大きなワンボックスカーが必要?」と迷っている人の参考になれば嬉しいです。

これまで我が家がラブラドールたちと乗ってきた車は4台です。
 1台目:ハイラックスサーフ

 2台目:ゴルフヴァリアント

 3台目:ゴルフヴァリアント

 4台目:カローラフィールダー

目次

我が家が乗り継いだ車たち

これまでに4台の車にラブラドールを乗せてきました。実際に使ってみて感じたことを紹介します。

ハイラックスサーフ

初めてラブラドールを迎えたときに乗っていた車はハイラックスサーフでした。
犬のために選んだわけではなく、もともと趣味で乗っていた車です。

筆者・なつこ

当時の人気車トヨタのハイラックスサーフ・日産テラノ・三菱パジェロの中で我が家が選んだ車はハイラックスサーフでした。近くに海がありよく出掛けていました。


らなを迎えてからもよく海へ出かけました


初めは後部座席乗せていましたが、運転中に寄りかかられてハンドルがブレることに危険を感じ、それ以降はラゲッジルーム(荷室)に乗せるようになりました。

ラゲッジルームがあったおかげで、海帰りに砂や泥で車が汚れることも気にしていませんでした。
車高はありましたが、らなはひょいっと飛び乗っていました。「ラブラドールってこんな感じなんだ」と思っていました。

筆者・なつこ

たまたまらなの身体能力が高かっただけで高さのある車はシニア犬には不便!と、当時は全く考えたことなかったですね。もし初めて迎えた犬がめいだったら自力で乗れていなかったかも・・・笑


➡️ サーフに乗ったことがあるのはらなだけです。数年後に「犬も年をとる」という現実を知ることで『車高』とか『犬の運動能力による』など振り返る材料になりましたね。

ゴルフヴァリアント

サーフの次に選んだ車はゴルフヴァリアントです。こちらも完全に人間の好みです。

筆者・なつこ

100%スタイルに惹かれての選択です笑
スバルのレガシィがおしゃれだなーって思ってました


サーフ時代から「犬はラゲッジルームに乗せる」という習慣ができていたので、ゴルフヴァリアントでも自然と同じスタイルでした。
ヴァリアントには広いラゲッジルームがありました。


➡️ この頃はまだ「犬が乗るための車」という発想がない頃ですね。たまたま好みの車に広いラゲッジルームがあった、車高も低かった、という感じですね。

筆者・なつこ

引っ越しをして海から離れましたが、帰省の旅にらなやめいを連れ海には行きました。

ゴルフヴァリアント2台目

2台目のヴァリアントでも、海には年に数回訪れましたね。

そしていよいよ 本格的にクレートを使い始めます。
きっかけは、先のヴァリアントでの走行中にクレートなしでヒヤッと体験をしたこと。そして、らなが天国へ行き、若いめいだけになったタイミングでもありました。

筆者・なつこ

ヒヤッと体験はらなが10歳ころ。新しいことを始めるには若い方が柔軟性がありますよね。らなの年齢を考えると迷いがあってクレート使用を決断するのに時間がかかりました

最初は家で使っていた留守番用クレートを出かけるたびに車に積み込んでいましたが、毎回の出し入れが面倒になり、やがて車専用のクレートを1つ購入。

👉 「車専用に購入したクレートについては、こちらの記事で紹介しています」

桃を迎え2頭になってからは、クレートをもう1つ追加し、ラゲッジルームには常にクレートを2個積んでいました。

筆者・なつこ

我が家にとっての車のラゲッジルームは犬だけの専用スペースですね。

当時の車にはバックモニターがなかったため、クレートはバックミラーの視界をさえぎらない高さのものを選んでいました。

ラゲッジルームのクレート2個


さらに、この頃から『犬の老い』を意識するようになります。
めいが13歳の頃、自力で車に飛び乗れなくなりました。若い頃には考えたこともなかったけど、犬も歳をとると運動神経が衰えていくんだなと感じましたね、先のらなは12歳で天国へ。身体能力の衰える前に寿命が尽きたので、犬の運動能力の衰えを考えるきっかけがありませんでした。

筆者・なつこ

サーフのような高さのある車だったら、きっとめいはもっと早くに自力で飛び乗れなくなっていたはずです。


➡️ この車での経験は、「クレート=安全と安心のために必要」と気づき、さらに「犬も老化する」認識をするきっかけになりました。

筆者・なつこ

2台目ゴルフヴァリアントでクレート生活が定着し、いよいよ次の買い替えでは『犬と乗る車』を基準に選ぶようになってましたね。

カローラフィールダー現在

ゴルフヴァリアントの買い替えで検討したのが、同じワゴンタイプのカローラフィールダーと カローラツーリングです。
以前は自分の趣味嗜好で選んでいた車ですが、今では犬と共存するための環境作りは我が家の重要テーマです。

車に求める条件は「人と犬のスペースは別」と「クレートが乗せられる」ことです。自然とワゴンタイプの車の検討になります。

筆者・なつこ

最終的に選択したのはカローラフィールダーです。スタイルはツーリングが好みだったけど、今使用しているクレートが2つ入らなかった😅「クレートを買い替える?」考えたけどフィールダーに決めました。

フィールダーは使用していたクレート2つを乗せることができました。ただ奥行きはヴァリアントより短めで、空きスペースがないですね。
また、後部座席を倒して荷室を広げることはできるのですが、シートを倒した部分が完全にフラットになりません。かなりの傾斜があるんです。

そのため、少しずつクレートや荷物がバックドア側に移動してしまいます。

筆者・なつこ

ヴァリアントは後部座席を倒せば完全フラット。カローラフィールダーは後部席を倒せば広いスペースを作ることはできるけど、物を置くスペースが広くなるわけではないですね。残念すぎる😢


買ってしまったものはしょうがない。カローラフィールダーの良いところだけみるようにしています。
・圧倒的な燃費の良さがあります。長距離を走る我が家にしては家計に優しい車でしたね。
・今まで通り車高が低く、犬が自力で飛び乗れます。
・人と犬、それぞれの居場所が常に分かれています。
クレートが2つ乗せられます。めいが旅立ったので現在はクレート1つですがまた犬が増えてもクレートを乗せる場所があると思うと希望がありますね。

👉 「実際に使っているクレートは こちらの記事で詳しく紹介しています」

➡️ 不満点はあるものの、クレートを置けて、犬が自分で乗れるという時点で我が家にとっては合格点。
「犬と暮らすなら、必ずしも大きな車じゃなくてもいい」と改めて感じているところです。

シニア犬になると車の乗り降りが大変に

23年ラブラドールと暮らしていると、当然私も年を重ねますし、犬たちもずっと若くはいられません。らなめいを見送り、現在は9歳との生活になりました。
現在車にはひょいっと飛び乗ることができますが、車の高さ関わらずいずれ自力で飛び乗ることはできなくなります。
私自身も「大型犬を軽々抱えて車に乗せられる」とは言えず…。

筆者・なつこ

めいを車に乗せるときは、気合い入れて抱えてました笑。飛び乗れないしさらに降りることはもっとできない。クレートごと持ち上げて車から下すこともあり、「私の腰頑張れ📣」って呟いてました笑

めいはプライドが高く抱き抱えられることにとても反抗的でした。同居犬への対抗心があったかもしれません。めいのプライドを尊重しながら20キロの老犬を抱えるアラカンの私💦

➡️ この経験を通して荷室の必要性だけではなく犬がシニアになると車の乗り降りそのものが大変と実感しました。

犬連れドライブでは保険も見直しを

車の乗り降り以外にも、犬連れドライブでは思わぬトラブルが起こることがあります。
実際に我が家も、旅先で車が故障してレッカー移動となり、犬を連れてレンタカーで帰ってきた経験がありました。

当時加入していた自動車保険には「ペット対象のロードサービス」がなかったのですが、更新時にペットにも対応してくれるロードサービスありの保険に切り替えました。
ロードサービス代は特に追加費用はないので、一度確認しておくことおすすめします。
→ 犬連れドライブと保険の体験談はこちら

筆者・なつこ

レンタカーはクレートを使用しないと犬を乗せることができないケースがほとんどです。クレート持ってなかったら旅先でもっと大変だった💦

犬との共存を考えての車選び

若い頃は海が近い環境に住んでいたこともありサーフのようなSUV車が好きでした。気軽に海でも山でもどこでも行けますからね。

筆者・なつこ

車にらなを乗せ海や山に出かけていましたが、趣味嗜好って変わりますね。今ではアウトドアとは程遠い生活です。SUV車は必要ないです笑

自分の好きな車が犬と共存するために案外便利だったことにあとあと気づきます。
大型犬と暮らすときに「大きな車」とか「アウトドア」ではなく「荷室がある」「車高が低い」は我が家に最適な車だったと思います。

車買い替えの体験談

サーフからヴァリアント、そして2台目のヴァリアントへと買い替えるときは、ディーラー下取りを利用してきました。
買い替えと同時に手続きができれば便利だし、深く考えていませんでした。

ところが!
12年乗って走行距離17万キロを超えたヴァリアントを、初めて車買取一括サービスを利用してみたら…
ディーラーでは 2万円だった査定額が、なんと 8万円(3倍以上!) に。

筆者・なつこ

正直古くてこれだけ走ってる車でもこんなに差が出るの?と驚きました。廃車費用くらいになればいいかと考えていたくらいですから

高額買取は魅力だけどネットの査定は「営業電話がすごい」というイメージがありましたが、実際に電話がかかってきたのは2社だけで、無理なく対応できました。

➡️ もしこれから車の買い替えを考えている方は、ディーラーだけでなく一度査定を受けてみるのがおすすめです。

よくある質問

大型犬にはやっぱりSUVがいい?

若いころはOKでも、シニア期は車高の低さ+荷室の使いやすさが安心

筆者・なつこ

愛犬がシニア世代突入のころには自分の体力も落ちてきます。抱き上げ前提だと本当に大変。

犬用ステップを導入したけど使ってくれなかった我が家の体験談

クレートは必須?

走行中の安全と、レンタカー利用時(犬はクレート必須のことが多い)の両面で役立ちます。

筆者・なつこ

クレートで落ち着いてくれてれば運転に集中できます。

保険は何を見る?

ペット対応のロードサービス(レッカー時の同乗条件、代車での犬同乗可否、宿泊・帰宅費用の補償などがポイントです)をチェックしておくといざという時役立ちます。

まとめ

我が家がラブラドールと過ごした23年間で乗り継いだ車を紹介しました。大型犬だからといって必ずしも大きな車が必要なわけではありませんでした。

SUV車やワンボックスカーでなくても、荷室が広くクレートが置けるワゴンタイプの車は犬がシニアになったときの乗り降りのしやすさもメリットでした。

荷室の使いやすさを重視して選べば愛犬とのお出かけはもっと快適になります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次