「もう1頭飼ってみようかな」
今犬を飼っていて「多頭飼いってどうなんだろう?」って考えたことある人は多いのではないでしょうか?
犬のいる生活歴22年、現在は2頭のラブラドールと暮らしています。
初めはラブラドール1頭だったけど、2頭になり、1頭が旅立ってまた1頭になり、そして新たに1頭を迎えふたたびのラブラドール2頭との生活の現在。
多頭飼いは大変なこともあるけけど、案外充実しています。
犬が2頭になったから大変さも2倍かっていうとそうでもないですね。1度多頭飼いを経験するとずっとこのままもいいなあって思いますね。
この記事では現在ラブラドール2頭と暮らしている私が、多頭飼いで大変だったこと、多頭飼いで良かったことを振り返ります。
もう1頭飼うのはやめよう、もう1頭迎えようの決断の参考にしてくださいね。
我が家の犬歴史
我が家に初めてのラブラドールがやってきたのは2002年の9月。生後2ヶ月のラブラドールと家族になりました。らなと名づけました。
8年後の2010年5月らなが7歳10ヶ月のとき、ショップから生後2ヶ月のラブラドールを家族に迎えました。めいです。初めての多頭飼い生活が始まりました。
2014年5月らなが天国に行き、めいだけの生活になりました。約4年の多頭生活でしたね。
約2年はめいだけでしたが、2016年5月に生後3ヶ月のラブラドールを家族に迎え桃と名づけました。ふたたび多頭飼い生活となり現在にいたります。
22年の犬との暮らしの中で、12年間がラブラドールの2頭いる生活ということになります。
2002年9月〜2010年5月 | ||
2010年5月〜2014年5月 | ||
2014年5月〜2016年5月 | ||
2016年5月〜2024年10月現在 |
振り返れば1頭のときも良かったですし、2頭のときも良かったしどっちも貴重ですね。
正直に言うと「飼わなきゃ良かった」と思ったこともありましたね。新メンバーが加わって、ラブラドールが2頭いる生活が日常になるまでは時間はかかりますよね。
必死に過ごしてきたからこそ、振り返れば多頭飼いは良かったって思えますね。
多頭飼いの大変なところ
多頭飼いって大変ですね。多頭飼いは楽しいけれどやっぱり大変なことあります。想像していた以上の大変なことがある!って考えていたほうがいいですね。
犬の相性
犬同士の相性が悪いと大変ですね。仲良くしてくれればいいけれどこればっかりは暮らしてみないとわからない。
初めての多頭飼いのときは相性の悪さで悩んだことはなかったのですが、2度目の多頭飼いが始まったころめいが後輩犬桃をなかなか受け入れてくれない時期があり困りましたね。
めいが後輩犬として家にやってきたときは先住犬のらなにいつもベッタリで相手してもらっていたのに、自分が先輩犬となったときは後輩犬の桃の「遊んでよ〜」には非常に厳しい反応でした😅
集団生活も理解してない生き物がめいに近寄っていくわけですから、たまったもんじゃないですよね。桃の生傷が絶えなかったですね^^;
自分が先輩に受け入れてもらったからと言って、同じように後輩犬を受け入れられるかは別のお話ですね。
桃が成長するにつれお互いの距離感を保てるようになりましたが、今でもすごく仲良し!とは言い難いですね。桃はいつも先輩犬めいに気を遣ってます。
犬同士が同居犬として認め合えるかどうか、一緒に暮らしてみないとわからないです。
多頭飼いをするもしないも飼い主が決めることです。犬が望んでもう1頭頭欲しいということはないので、先住犬が受け入れてくれるように時間をかけて努力していくしかないですね。
経済的負担
犬が増えれば当然必要経費は増えます。
ドッグフード代や、病院代、散歩用品やもろもろの犬グッズ代も2つ3つと犬の頭数分必要になります。
旅行に行く、ドッグランを利用するなどすれば利用料は1頭につきかかりますし、ホテル代も頭数分かかります。お洋服を着せれば2着3着と必要になりますね。
ペットサロンに行けば、頭数分かかります。
1頭よりも多頭飼いの方が当然お金はかかります。
想定していたよりももっとお金はかかるものと思っておくといいですね。我が家の1ヶ月の犬必要費を計算してみました。気になる人は読んでみてくださいね↓↓
時間的負担
犬にかける時間も増えます。ブラッシングをしたり、歯を磨いたり、時間がかかります。
体調が悪くなるのもタイミングは違いますから、病院に行く回数が増えれば時間も必要です。
14歳のめいは歩くペースがずいぶんゆっくりになったので散歩も桃とは別々に行くことがあります。今まで以上に時間が必要になりました。老犬になれば時間もお金も右肩上がりに必要になってきます。
心労負担
犬が増えれば心配ごとも増える可能性は大ですね。
しつけ問題、健康問題、努力ではどうしようもない病気問題もあります。飼い主の精神的タフさが求められますね。
我が家のケース
これは我が家のケースのみだと思いますが・・・
物件探し
住む場所探し大変です。賃貸住まいですが大型犬2頭と住める物件探しに時間がかかります。
物件がないわけではないけれど家賃がすごいことになります。金額と職場からの距離と周辺環境、そして大型犬2頭。条件が多過ぎますね😅
引っ越しを検討したことは何度かありますが、次の候補が見つからない。
帰省時
実家に帰省するときにものすごく体力を消耗します。大型犬は公共交通機関を利用できないので車移動です。
東京から石川への運転も疲れますが、途中のめい桃との休憩に気力が必要です。
お出掛けしたときのめい桃の興奮度がすごくて手を焼いてます💦しつけが行き届いてないゆえですが、休憩を考えると「あああ⤵️」気持ちが萎えます。
お出かけするとテンションマックス、手をつけられない😅
多頭飼いの良いところ
人間にとってのメリットは楽しい、嬉しい、可愛らしいの、日々の楽しさが倍増です。
群れる生活
犬はもともと群れで生活してきた生き物だと言われています。自分以外の犬や人間がいる社会で自分のポジションが確立できます。
集団で暮らすことでもともと備わっている本能が発揮されると感じています。
安心感
犬は人間大好きです。
1人で留守番をするよりも共に時間を過ごす同居犬がいれば寂しいは気持ちが和らぎますね。
どっちかがいたずらをして叱られているとき、一緒に神妙にしています。連帯感でしょうか。
我が家のめい桃は仲良しこよしとは言い難い関係性ですが、病院に行ったとき診察を嫌がるめいを守ろうとする桃がいます。別々に診察されたときにはお互いの再会をとても喜び合います。
人間には理解できない2人でいることの安心感があるのだと感じています
老犬の力
同居犬がいることで老犬の頑張る力になります。
最近感じている多頭飼いのメリット。めいの「若いもんには負けんよ!」精神が感じられて嬉しい。
めいは大好きなご飯を必死で食べます。後輩犬桃に食べられては困りますからね😁食への欲望が強くて生きるエネルギーが感じられます。
散歩にも率先して出かけようと準備します。歩く速度は超ゆっくりですが、自分だけ家で留守番は嫌ですね。
多頭飼いは老犬の活力になりますね。
まとめ
多頭飼い生活12年になる私が、多頭飼いの大変なところと多頭飼いの良いところを振り返りました。
多頭飼いの大変なところ
✔️犬の相性が悪かったら
✔️経済的負担
✔️時間的負担
✔️心労負担
多頭飼いの良いところ
✔️群れの本能を満たす
✔️安心感
✔️老犬の力
多頭飼いを考えていた人の参考になると嬉しいです。
コメント