ラブラドールのごはん、完全手作りに変えました|9歳桃の毎日のごはん事情

9歳のラブラドール、桃と暮らしています🐾  

桃は6歳のときに腎臓病と診断され、それ以来ずっと療法食を続けてきました。

腎臓病になると、今まで食べていたドッグフードは控えた方がいいと言われます。  食べられないわけではないけれど、腎臓への負担が心配になりますよね。

定期的に病院通いの桃
筆者・なつこ

療法食って普通のドッグフードよりも割高です。最近じゃいろんなものが値上がりしてますけどもれなく療法食もさらに高額に・・・😢

  お財布には厳しいけれど、桃の健康のために「どのフードがいいんだろう?」と、いろいろ試してきました。フードを替えてみたり良いと言われるトッピングを追加してみたり。

そして、半年ほど前からは完全な手作りごはんへ切り替えです。

ごはん待ち桃

この記事では、9歳の腎臓病ラブラドール桃の手作りごはん事情を、  これまでのごはんの変遷とともに時系列でご紹介していきます🍚

ちなみに、手作り食に変える前は、腎臓病用の療法食を約2年半食べてきました。  どれもよく食べてくれていましたが、フード選びにはいつも迷いがありました。  そのときの記録はこちらにまとめています👇

目次

桃のごはんの移り変わり

ラブたちのドッグフードが入っている
めい桃のドッグフードケース

桃がこれまでに食べてきたごはんを、時系列で振り返ってみます。

最初は当たり前のようにドッグフードからのスタートです。
先輩ラブラドールのらなもめいもドッグフードしか食べてこなかったので、桃も迷わずドッグフード、でしたね。

最初の2年間は「ユーカヌバ」の年齢に合わせたドッグフードを食べ、そのあとの3年半ほどは「ニュートロ ナチュラルチョイス」のラム&玄米を食べてきました。

ドッグフード
桃のドッグフード(右)

そんなある日、トイレの回数がやたらと多いことが気になって動物病院へ。検査の結果、「腎臓病」と診断され、そこから療法食生活が始まります🫢

さらに数ヶ月後、先輩犬のめいがメラノーマを発症。

筆者・なつこ

今から振り返れば桃の腎臓病を悪化させないために!と言うより、めいのガン治療のために口にするものにより気を使っていった感じですね


めいの症状が悪化しないようにドッグフードにトッピングを加えて体力維持を願いながら、『体は食べたもので作られる』って言葉がいつも頭にありましたね。

めい(左)の1回目のメラノーマ切除後

めいのメラノーマでの看とりが想像していた以上に壮絶で、食べるものと健康について考えるようになりました。
そんな流れから、「桃のごはんもこのままでいいのかな?」と考え始め、手作りごはんにチャレンジするようになりました。

始めたのは昨年の12月。あっという間に半年が経ち、今では毎日のごはん作りが習慣になっています😊

桃のごはんを完全手作りにした理由

めいはいつも食欲旺盛

前項でもお話ししましたが、手作り食になったのはめいの旅立ちがきっかけとなりましたね。

桃の先輩犬めいが12歳のとき、メラノーマを発症しました。2回の切除手術と抗がん剤治療をしながら、完治を目指しましたが、2年後、15歳を目前にめいはお空へ旅立ちました。

治療中は「副作用で食欲が落ちるかも」と聞いていましたが、めいは旅立つ10日前まで本当によく食べてくれて…。最後の数日は、ドッグフードを口にすることができなくて魚や野菜をミキサーにかけてペースト状にした手作りごはんを食べてくれました。

自分のためのごはん作りを見守る桃
筆者・なつこ

犬って敏感よね。めいのために作ってたごはん、部屋に魚の匂いが充満するから桃のソワソワ感もすごかった笑

そして、めいを見送ったあと、私たち夫婦もそろそろ60代。自分たちの健康についても考えることが自然と増えました。もともと健康のためにと玄米食でしたがプラス加工品は少なくしたり、肉や魚をシンプルな料理法で食べてみたり…。自分たちの食生活を見直す中で、桃のごはんのことも考えようにもってなりました。

玄米ご飯

もちろん、手作りごはんが正解だとは思っていません。

ただ、うちの場合は、めいとの経験や、自分たちの意識変化が重なって、気づけば自然と手作りごはんにたどり着いた…そんな感じですね。

桃の手作りごはん

ごはん待ちの桃。満面の笑み。

桃のごはんは1日2回、朝と晩のお散歩後です。
内容は「ごはん+茹で野菜+魚または肉」の3種類を混ぜたシンプルなスタイルです。

ごはんの準備は、それぞれの食材が少なくなってきたら多めに作り置き。毎回決まった量をお散歩前に混ぜて、タイマーをセットして鍋であたためてから散歩に出かけます。散歩から帰ったころにちょうどいい温度になっていると言う状態です。


【現在使っている食材】

  • ごはん:白米(雑穀を混ぜる日も)
  • 野菜:さつまいも、小松菜、かぼちゃ、にんじん、大根、キャベツ、白菜など
     → その時あるものを3種類ほど選び、1cmほどにカットして茹で、タッパーで保存
  • :ほぼイワシ(生のいわし10〜12匹を茹で、細かく潰して保存)
  • :豚肉または鶏むねのひき肉を500gほど茹でてストック
筆者・なつこ

イワシって安くていいですね。夕方のタイムセール目掛けて買いに行きます。1盛りに5,6匹入って300円から400円ほど。いつも2盛り買ってます。

筆者・なつこ

お肉は挽肉と使ってます。切る手間が省けるから😅1キロほど買って500グラムずつほど茹でてるかな。これもまたお財布に優しい笑

どれも茹でるだけで味つけは一切なし

ごはん待ち桃

「毎日手作りって大変そう」と思われがちですが、実際はまとめて茹でて保存→食べる分を温めるだけ
わが家なりのラクして続ける工夫をしているので、今のところ無理なく続けられています😊

食材を切っていると、必ず桃がキッチンにやってきます。
「これ、自分のごはんだ!」ってわかっているんでしょうね。ときどき落ちたかけらをもらえるのも、桃にとっては楽しみのひとつですね🐾

筆者・なつこ

桃のごはん用に野菜を切り始めたり、魚や肉を煮るときには必ず桃も台所で見守ってくれます。ごはんへの期待が感じられて準備する方も頑張れますね😁

病院には4ヶ月に1度通い、腎臓の数値や体重をチェックしています。
日頃は「痩せてきていないか」を意識して見ており、細かく神経質になりすぎず、できる範囲で続けることを大切にしています。

まとめ

我が家の桃の手作りごはんに至る経緯をまとめてみました。

手作りごはんは、「絶対にこうするべき」と決めつけるものでもないし、「これが正解!」と言い切れるものでもないと思っています。
体調や年齢、飼い主の考え方によって、それぞれのお家のやり方があるはずです。

わが家も試行錯誤を重ねながら、桃にとって心地よいスタイルを探ってきました。

ごはんを食べる桃

ごはんの時間になると、食材を刻む作り置きの準備から、ごはん本番まで、
桃のテンションはどんどん上がっていきます。
そんな姿を見て、「ごはん大好きなんだなぁ」と、つい笑顔になってしまいます😊

この記事が、今の愛犬のごはんに少し迷っている方のヒントになればうれしいです。

今後は、「実際に作っているメニュー」も紹介していく予定です。 また見にきてもらえたら嬉しいです🐾

▼桃の腎臓病と診断されたときの記録はこちら  

▼2年半にわたり食べてきた療法食の実体験まとめ  

👉桃が食べてきた腎臓病の療法食は8種類!

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